2023年1月19日に任天堂スイッチで発売された「ペルソナ3 ポータブル」のリマスター版をプレイした感想をレビューします。
いつかプレイしてみたいと思っていたゲームですが、プレイするためのハードを持っていなかったこともあり、これまでに遊べる機会はありませんでした。
そんなとき、本作のダウンロード版がNintendo SwitchやPlayStation4をはじめとする様々な機種に移植、配信されることが決定!
それはもう、迷うことなく購入しましたね(笑)
本記事の内容
- 「ペルソナ3」の概要
- 魅力的なところ
- おすすめできる人、できない人
オリジナル版が発売されたのは2006年です。
そんな作品のリマスター版が発売されたのは、今も根強いファンがいる何よりの証拠。
昔のゲームだからと侮ってはいけませんよ!
私自身、画面にかじり付くようにプレイしています(笑)
1周目だけでプレイ時間は50時間を超えていました。
今回はそんな「ペルソナ3」の概要とその魅力を、「ペルソナ」シリーズが初めての方にも伝わるよう紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
「ペルソナ3」とは?
まず初めに「ペルソナ3」の概要を紹介します。
作品について
オリジナル版の「ペルソナ3」は2006年にPlayStation2用に発売されました。
その翌年2007年にはオリジナル版に追加要素を加えた「ペルソナ3 フェス」。
さらに2009年にはPlayStationPortable用に移植した「ペルソナ3 ポータブル」がそれぞれ発売。
私がプレイしたのはこの中の「ペルソナ3 ポータブル」のリマスター版になります。
発売日 | 作品名 | 特 徴 |
2006年7月13日 | ペルソナ3 | オリジナル版 |
2007年4月19日 | ペルソナ3 フェス | オリジナル版に追加要素を加えたもの |
2009年11月1日 | ペルソナ3 ポータブル | オリジナル版のPSP移植版(女性主人公も追加) |
2023年1月19日 | ペルソナ3 ポータブル リマスター | ペルソナ3 ポータブルのリマスター版 |
ストーリー
物語は主人公が家庭の事情で小中高一貫校である月光館学園の高等部に編入してくるところから始まります。
主人公は学生寮に入ることになるのですが、そこでいきなり本作における敵「シャドウ」に襲われてしまいます。
ですが自身に眠っていた「ペルソナ」という力に目覚め、「シャドウ」の撃退に成功。
主人公が生活することになる学生寮には同じように「ペルソナ」能力を有する少年、少女が集まっていました。
「シャドウ」を倒すための集団、特別課外活動部と呼ばれる彼らに勧誘されたことから、主人公の「シャドウ」との戦いが始まります。
システム
本作では主人公を通して2009年4月から2010年3月までの1年間を過ごすことになります。
昼間は学校に行き、放課後は部活やアルバイト、友達やヒロインをはじめとする様々なキャラと交流を深める。
その一方で、夜はダンジョンに挑んでレベルをあげたり、イベントをこなしていく。
キャラクターは交流できる曜日が、ダンジョンは攻略までの日数が、それぞれ決められています。
そのため、カレンダーを意識しながらプレイする必要があるのが本作の醍醐味。
まるで1日1日を実際に過ごしているかのよう!
これらのシステムは「ペルソナ4」や「ペルソナ5」にも受け継がれています。
「ペルソナ3」の魅力
続いて「ペルソナ3」の魅力について語っていきたいと思います。
ペルソナ
まずはなんといっても「ペルソナ」です!
本作品における「ペルソナ」とは心の底に潜むもう一人の自分が実体化したもので、「死の恐怖を乗り越える心」という設定。
困難に立ち向かうための人格の鎧とも言われ、その姿や名前は神話に登場する神や悪魔、偉人がモチーフになっています。
「ペルソナ」は基本的に人型が多いですが、中には獣や機械のようなものなど、様々な種類が存在します。
また、「ペルソナ」はその召喚方法にも注目していただきたいです。
召喚方法は作品によって異なりますが、本作の場合は急所である頭に銃型の召喚器を当てて引き金を引くという、厨二病心をくすぐるとてもカッコいいものになっています!
初めてみたときは「カッコいい・・・」と思わず見入ってしまいました(笑)
登場人物
「ペルソナ3」には個性豊かな様々なキャラクターが登場します。
そんな彼らと絆を深めることができる、「コミュニティ(通称コミュ)」と呼ばれる要素も本作の魅力です。
「コミュニティ」を進めることでその人物の知られざる一面が見られるだけでなく、ペルソナの育成や戦闘が有利になることに繋がります。
限られた時間の中でどのキャラとの「コミュニティ」を優先して進めていくのか。
魅力的なキャラが多いだけに悩ましい部分です。
楽曲
「ペルソナ」シリーズは楽曲がとにかく素晴らしい!
本作は発売された2006年当時では珍しかった、ボーカル曲を多数採用していて、そのどれもがとても完成度の高いものとなっています。
戦闘BGMにまで歌が入っていることには驚きました。
私が特に良いなと思った楽曲を3曲ほど紹介します。
1曲目は「Mass Destruction」。
本作の通常戦闘曲です。
ペルソナ3をプレイする中で、おそらく一番聞くことになる楽曲ではないでしょうか。
「ベイベベイベベイベ・・・」で始まるイントロがとても印象的。
本作の代名詞とも言える曲で、一度聞いたら耳から離れません。
とにかく中毒性が抜群なんです!
2曲目は「When The Moon's Reaching Out Stars」。
街で流れる曲になります。
ペルソナ3はダークでシリアスな場面が多いため、明るい雰囲気のこの曲はとても印象的でした。
ボーカルがノリノリで、聴いているこっちも思わずノリノリに(笑)
街での探索が楽しくなる、そんな1曲です!
3曲目は「キミの記憶」。
本作のエンディング曲です。
ネタバレになってしまうので詳しく触れませんが、終盤のストーリー展開からこの曲までの流れが完璧。
「ペルソナ3」だけでなく、シリーズ全体でも人気のある楽曲です!
この他にも「Burn My Dread」や「Deep Breath Deep Breath」など、紹介したい曲はまだまだありますがキリがないのでここまでにします(笑)
気になる方はこちらの動画やサントラをチェックしてみてください!
「ペルソナ3」を実際にプレイして感じたこと
かなり昔の作品ではありますが、今プレイしても十分楽しめる作品であることは伝ったでしょうか?
名作と呼ばれるゲームなだけあって私はストーリーを3周するくらい楽しませていただきました!
ここからはそんな私が感じた「ペルソナ3」の良かった点・気になった点、プレイをおすすめできる人・できない人について、お話ししていきます。
良かった点・気になった点
良かった点、気になった点は下記のとおりです。
ストーリー、ペルソナ、楽曲、そのどれをとっても完成度が素晴らしいゲームです。
本作品のダンジョンはひたすら上の階に登るものになります。
謎解きなども特にないので単調に感じてしまうかもしれません。
戦闘BGMが素晴らしいので、私はそれで気を紛らわしていました(笑)
また、戦闘が意外と難しいとも感じました。
本作品では「ワンモアプレス」という戦闘システムを採用しており、弱点を突いたり、クリティカルを出すことで相手をダウンさせることができます。
ダウンさせると連続で攻撃できるようになりますが、これは敵側にも言えることなんです。
何も考えずに戦闘をすると相手に弱点を突かれまくって、こちらが行動する前に全滅してしまう、なんてこともありえてしまいます。
そうならないための工夫や、戦闘を有利に進めるための立ち回りを考えるのも本作品の醍醐味です。
歯ごたえのある戦闘を楽しみたい方にはたまりませんよ!
おすすめできる人・できない人
続いておすすめできる人・できない人です。
「ペルソナ3」は普通にストーリーを進めるだけでもクリアまでには30時間ほど必要です。
寄り道を多めにするとプレイ時間はそれ以上になるので、ゲームの時間をある程度確保できる人におすすめします。
他にもおすすめのゲームを紹介しているので、よろしければこちらもチェックしてみてください!
まとめ:「ペルソナ3」は今も変わらない名作!
今回は「ペルソナ3」の紹介をしました。
今なお高い人気を誇っているのも納得の、とても素晴らしい作品です。
名作と言われているこのゲーム、迷ったらプレイしてみることをおすすめします!