2020年5月29日にNintendo Switchで発売された「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション」をプレイしたので、その感想をネタバレを控えつつレビューしていきます。
本作は元々Wii用ソフトとして2010年に販売され、その後2015年にNewニンテンドー3DSで移植版、2016年にはWii Uでダウンロード版が登場しました。
そして2020年にはとうとうSwitchでもプレイ可能に・・・。
私にとってSwitch版の発売は朗報!
今こそ「ゼノブレイド」をプレイするときなのでは!?
名作であるという評判は耳にしていて、ずっと興味はあったのであまり迷うことなく購入に至りました!
本記事の内容
- 「ゼノブレイドDE」の概要
- 良かった点、気になった点
- どんな人におすすめなのか
実際にプレイしてみて、前評判に違わない名作であると確信しました!
本記事ではそんな「ゼノブレイドDE」の魅力や、どんな点が面白かったかを解説しています。
購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!
それではレビューに移ります。
「ゼノブレイドDE」について
まず初めに「ゼノブレイドDE」の基本情報を確認します。
基本情報
作品名 | Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション) |
発売日 | 2020年5月29日 |
ジャンル | RPG |
対応機種 | Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) |
開発元 | モノリスソフト |
販売元 | 任天堂 |
プレイ人数 | 1人 |
ここで紹介する「ゼノブレイドDE」は、2010年にWii用ソフトとして発売された「ゼノブレイド」のリマスター版になります。
DE(ディフィニティブ エディション)の由来はゲーム内容はそのままに、アップグレードを施した決定版ということからだそうです。
10年以上前に発売されたゲームがハードを超えてリマスターされるなんて、その人気の高さが伺えます。
だからこその名作なんでしょうね。
ストーリー
あらすじ
我々のいる宇宙とは異なる、別次元の宇宙において ――
遥か昔、この世界がまだ果てない海と空だけだった頃、巨神と機神の二柱の神は、互いのすべてをかけて戦い、骸となった。
それから幾千の月日が流れた。
巨神界に暮らすホムス族は、機神の骸から生まれたとされる機械生命体、機神兵の侵攻によって存亡の危機に瀕していた。機神兵たちはホムスに対し情け容赦のない殺戮を続けていたが、かつて機神を討ち果たしたといわれる神剣、モナドを振るう英雄ダンバンの手によって、辛くも退けられる。しかし、モナドの強大な力はダンバンの身体をも蝕んでおり、心身をひどく消耗した彼は長きに渡る療養を余儀なくされた。
それから一年後。つかの間の平和を謳歌していた人々の暮らす「コロニー9」が突如として舞い降りた機神兵によって再び襲撃を受けた事により、主人公シュルクの物語が動き始める。
シュルクは出会う仲間たちと力を合わせ、機神兵と戦う。だが、機神界に乗り込んでから、初めて機神と巨神の壮絶な過去を知る。それを知ったシュルクは、巨神と機神が互いに手を取り合い、神のない世界の創造を目指し、奮闘する。
「ゼノブレイド」Wikipediaより引用
「ゼノブレイドDE」の良かった点
ここからは実際にプレイしてみて良かった点を紹介します。
フィールドが広大で美しい
「ゼノブレイド」をプレイするのは本作が初めてだったのですが、フィールドのとてつもない広さと美しさに驚き、感動しました。
広大なフィールドから街や戦闘までもがシームレスに繋がっているので、ゲームの世界とは思えないほどの没入感を感じることができます。
しかも景色が綺麗なので、とにかく探索するのが楽しい!
新しいフィールドに行けるようになったときは、ウキウキしながらひたすら歩き回ったものです(笑)
また、フィールドのあちこちにランドマークやロケーションが存在し、これらを探すのも楽しみ方の一つです。
一度発見したランドマークにはファストトラベル(本作での名称はスキップトラベル)できるようになり、移動時間を短縮することができます。
ファストトラベルとは、一度訪れたことがある特定の場所に瞬時に移動できる機能のこと。
例:ドラクエの「ルーラ」、ポケモンの「そらをとぶ」など
BGMが素晴らしい
プレイしていて感じたのはBGMがとにかく素晴らしいということ。
「ゼノブレイド」シリーズはBGMが良いと聞いてはいましたが、「こういうことか・・・。」と納得しました。
ずっと聴いていたくなるようなBGMばかりで思わず聴き惚れてしまい、ストーリーを進められなくなることが多々ありましたからね(笑)
私が気に入ったものの中から何曲か紹介しますね。
本当にいい曲ばかりでめちゃくちゃ悩みました(笑)
ガウル平原は本作で最序盤に訪れる地名であり、そこで流れるBGMの名称でもあります。
広大な自然が広がる平原を表すかのような、壮大で明るい曲調が特徴です。
この曲をバックに平原を駆け抜けるのが最高に気持ちいい!
こちらは主にイベントムービーで使用される楽曲で、その名のとおり敵と対峙するシーンで流れます。
しかもこの曲の凄いところは、イベントムービーの最も盛り上がる部分に曲のサビを持ってきていること。
これほどまでにストーリーにマッチしている曲を聴いたことがないと断言できる素晴らしい名曲です!
各章のクライマックスで使われることが多いので、「ゼノブレイド」をプレイした方がこの曲を聴けばテンションが上がること間違いありません!
この曲が使われるシーンはほぼ必ず名シーン!
「ゼノブレイドDE」の気になった点
とても素晴らしいゲームですが、気になった点もいくつかあったのでこちらもお話しします。
戦闘が単調
本作の戦闘は、一言で表すと「キャラクターを自由に動かせるコマンドバトル」です。
通常攻撃はオートで行われ、状況に応じてアーツと呼ばれる技コマンドを選択して戦う、というのが基本になります。
私は最初、通常攻撃がオートであることに気付かず、ボタンをガチャガチャ押していました(笑)
戦闘にアクション要素はほとんどないので、誤解しないよう気を付けてくださいね!
物語序盤はアーツの効果をしっかり考えながら戦闘していましたが、慣れてくると使うアーツが決まってきてルーティン化してしまい、後半はほとんど流れ作業になっていました。
しかし、本作には敵からの致命的な攻撃が事前に見え、自分の行動次第でそれを回避することができる未来視(ビジョン)、仲間との連携攻撃であるチェインアタックといった独自のシステムがあるおかげで戦闘自体は面白いです。
フィールドの移動が少々不便
本作の醍醐味の一つとして広大なフィールドの探索がありますが、移動手段は基本的に徒歩しかありません。
しかも移動速度があまり速くないので、人によってはストレスを感じることでしょう。
一応、移動速度を上げる装備品があるにはあるのですが、フィールドでの移動が上がるだけで戦闘では役に立たないので、戦闘する度に装備を変更する手間がかかります。
装備を変更しないという選択肢もありますが、死にスキルを抱えることになるので、強敵との戦闘が厳しいものになります・・・。
せめて他に移動速度を上げる手段があれば良かったのですが(苦笑)
ファストトラベル機能はありますが、徒歩でないと行けない地点も多く存在し、移動が快適とはお世辞にも言えません。
「ゼノブレイドDE」はどんな人におすすめ?
ここまでの情報を踏まえて、どんな人におすすめできる作品なのかをまとめました。
プレイをおすすめできる人は以下のとおりです。
逆に以下に該当する方は、購入を検討した方が良いかもしれません。
その他、別記事でおすすめのゲームを紹介しているので、よろしければチェックしてみてください。
まとめ:「ゼノブレイドDE」は買って損しない!
今回は「ゼノブレイドDE(ディフィニティブ エディション)」を紹介しました。
本作には沢山の魅力がありますが、一番はやっぱりストーリーが素晴らしいこと!
Nintendo Switchを買ったらとりあえずやっておけなゲームなので、ぜひ遊んでみてください!