皆さんは「進撃の巨人」という作品はご存知ですか?
非常に人気のある漫画なので、内容はわからなくても名前は聞いたことがあるという方は多いと思います。
特にアニメ化されてから人気が爆発しました!
本記事の内容
- 「進撃の巨人」の概要
- 魅力的なところ
- どんな人におすすめなのか
本記事では「進撃の巨人」をよく知らないけど気にはなっているという方に向けて、漫画・アニメ共に完全制覇している私がその魅力をネタバレせずに紹介します!
ぜひ最後までお付き合いくださいね!
「進撃の巨人」とは?
まず初めに「進撃の巨人」の概要を紹介していきます。
基本情報
作品名 | 進撃の巨人 |
ジャンル | ダーク・ファンタジー |
作 者 | 諫山 創(いさやま はじめ) |
出版社 | 講談社 |
巻 数 | 34巻(全139話) |
ジャンルはダーク・ファンタジーとなっていますが、魔法や必殺技が登場するわけではありません。
組織や戦術を駆使した戦闘はリアリティ抜群で、まるで本当の人間が戦っているような気になります。
「巨人」という非現実的な敵や、「立体機動装置」といった現代の科学技術では実現し得ないような武装が登場するにも関わらず、リアリティ溢れる戦闘になっているのが本作品の特徴です。
あらすじ
人類はおよそ100年前に突如として現れた巨人によって滅亡の淵に立たされました。
巨人から身を守るため、人類は50mある三重の壁を築き、その内側で生活することで平和の確保に成功します。
本作品の主人公「エレン・イェーガー」は最も外側の壁付近の地域に、両親とある事情からイェーガー家に引き取られてきた幼馴染の4人で暮らしていました。
しかしそんなある日、突然現れた2体の巨人によって平和は終わりを告げてしまうのです。
壁をも上回る巨体を誇る「超大型巨人」。
もう1体は通常の巨人とサイズはあまり変わらないのですが、全身が堅い皮膚で覆われている「鎧の巨人」。
この2体の巨人によって壁の1つが破壊されてしまい、無数の巨人が次々と壁内に侵入。
人類を襲い出し、エレンの母も巨人の犠牲になってしまいます。
故郷と母を失ったエレンは巨人をこの世から一匹残らず駆逐することを誓い、巨人を倒す力を身に付けるため、訓練兵団に入団するところから物語が始まります。
「進撃の巨人」の魅力
物語が複雑で難しい本作ですが、一言で済ませると「人類と巨人の戦い」になります。
圧倒的な力を誇る巨人に対し、人類がどのように立ち向かうのか。
そんなストーリーが展開していきますが、物語が進んで巨人の謎が解き明かされていくにつれ、「人類と巨人の戦い」で片付けられるものではなくなっていきます。
そんな「進撃の巨人」の魅力とはなんなのか、一緒に見ていきましょう!
キャラクター
主人公のエレンをはじめ、幼馴染や同期、先輩や上官など、個性豊かで魅力的なキャラが多数登場します。
有名なのはやはり「リヴァイ兵長」でしょう。
私の周りでも「進撃の巨人はよく知らないけどリヴァイは知ってる!」という方は何人かいました。
私の妻もその一人です。
そんなリヴァイ兵長は人類最強の兵士と言われており、見た目もクールで頭もキレるまさに完璧超人!
という訳でもなく、実は極度の潔癖症で低身長と、作品内でもネタにされることが多々あります(笑)
今回はリヴァイを例に挙げましたが、他にも思わず突っ込んでしまうような個性を持ったキャラが登場しますよ!
進撃の巨人は出番が少なくても、人気のあるキャラクターが多いです。
それはメインキャラではなくても、心に響く名言を発したり、読者の印象に残る役回りをすることがあるから!
この作品の中に、あなたが好きになれるキャラクターが1人はきっと見つかることを約束します!
名言が多い
「進撃の巨人」には数々の名言が出てきます。
それもただかっこいいとか、おしゃれなものというわけではありません。
日々の生活の中で非常に考えさせられるものが多いのが特徴です。
私が特に好きなセリフを2つ紹介します。
私の心にグサッと刺さったセリフです。
当時の私はスキルアップのために資格を取りたいと思っていましたが、なかなか行動に移せていませんでした。
それは資格を取るための勉強をするのに、これまで趣味や睡眠に使っていた自分の時間を割くのが嫌だったんだと思います。
資格は取りたい。
だけど今までと同じように自分の時間もちゃんと欲しい、なんて今思えばだいぶ甘えてますよね(苦笑)
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざもありますが、どちらかを選ぶことができない人は、結局両方とも中途半端になってしまいます。
自分にその気付きを与えてくれたこの言葉が私は好きです。
私に響いたのはこのセリフの中の「自分で選べ」の部分。
人生は選択の連続です。
世の中には進学や就職などの大きな選択から、1日の過ごし方や食事のメニューといった小さな選択まで、実に様々な選択が溢れています。
その選択の積み重ねが今の自分を形作っているのです。
他人に委ねるのではなく、きちんと自分で考えて選択することが大切なんだと考えさせられました。
もちろん、「周りの意見を聞くな!自分で全部決めろ!」というわけではありません。
「周りの意見を聞く」のも立派な選択です。
どんな結末になろうとも、それは自分の選択の結果によるもの。
「どうでもいい、どっちでもいい」と人任せにせず、自分で考えて決めることが大切なんです。
随所に散りばめられた伏線
私が思う最大の魅力がこれです。
物語序盤から多くの伏線が散りばめられており、ストーリーが進んでから読み返すと「あのシーンはこういう意味だったのか!」と驚くことでしょう。
まさに伏線回収の嵐!
2週目、3週目と読めば読むほど面白さが増していく素晴らしい作品です。
なんてことない一コマに伏線があったりするので、意識して読んでいても気づけなかったりします。
作者の諫山先生の見せ方が本当に凄いです!
記憶が無い状態でもう一度読み直したい(笑)
ちなみに伏線回収が素晴らしい作品なら鋼の錬金術師もおすすめです!
こちらも別記事で紹介しているので、よろしければチェックしてみてください!
「進撃の巨人」のここが良かった!どんな人におすすめ?
ここまで本作品の概要や魅力を紹介してきました。
ここからは私が思う「進撃の巨人」の良かった点・気になった点、どんな人におすすめできる作品なのかお話していきたいと思います!
良かった点・気になった点
「進撃の巨人」はストーリーが全く予想できません!
誰が生き残るのか、敵の正体は何なのか、この後のストーリーがどうなるのか。
漫画を読んでいて「この後はこうなるんだろうな」と想像できてしまうことがあるでしょうが、本作品にはそれが全く通用しません!
いい意味で読者の期待を裏切ってくれる作品となっています。
先の話が気になって、どんどん読み進めてしまうこと間違いなしです!
本作品の敵にあたる巨人は人間を捕食します。
そのシーンを気持ち悪い、残酷と感じてしまう方もいることでしょう。
また、「進撃の巨人」は絵が上手くないと言われることがあります。
私は特にそう思いませんでしたが、絵には合う合わないがあるのも事実。
そんな方には漫画ではなく、アニメ版がおすすめ!
進撃の巨人がここまで人気になったのはアニメの存在も大きいです!
アニメを観て存在を知った、ハマってしまったという方も多いとのこと。
アニメ版は音楽も素晴らしいのでそちらも必見!
アニメ版の視聴ならAmazonプライムビデオがおすすめです!
おすすめできる人
「進撃の巨人」はこんな人におすすめ
- 伏線回収がしっかりした作品が好き
- 緊張感のある戦闘が好き
- 自宅で過ごす時間を持て余している
上記のいずれかに当てはまる方ならきっと楽しめるはずです。
漫画とアニメ、どちらもおすすめなので自分に合ったものを選んでください!
まとめ:「進撃の巨人」は漫画もアニメも面白い!
今回は漫画「進撃の巨人」を紹介しました。
どんな作品にも合う合わないがありますが、私はこの作品を全ての人におすすめしたい!
そのくらい愛しています(笑)
本記事を通じて一人でも興味を持ってくれる方がいれば嬉しいです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!