本当に今更ですが、「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S」をプレイしたので、レビューしていこうと思います。
プレイするに至ったきっかけは、王道のRPGをガッツリ遊びたいと思ったから。
「ドラクエ11S」の評判が良いのは知っていたので、マイニンテンドーストアのセールのタイミングで購入しました。

発売から年数が経っていることもあり、セール時はかなり安くなります!
本記事の内容
- 「ドラクエ11S」の概要
- 良かった点、気になった点
ドラゴンクエストシリーズをプレイするのは実に10年以上ぶりでしたが、問題なく楽しめました。
むしろ楽しみすぎて、気づいたらプレイ時間が100時間に迫るほどに・・・。
国民的RPGと言われるのも納得です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ紹介に入りたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
「ドラクエ11S」について
はじめに基本的な情報の確認確認から。
基本情報
作品名 | ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S |
発売日 | 2019年9月27日 |
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 | Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) |
開発元 | スクウェア・エニックス |
発売元 | スクウェア・エニックス 任天堂 |
プレイ人数 | 1人 |
「ドラクエ11S」は2017年7月29日に発売された「ドラクエ11」を大幅にパワーアップさせたリメイク版です。
キャラボイスの追加、追加ストーリーの収録、その他やり込み要素の追加など。
2年の時を経て、内容がボリュームアップしています。
11SのSにはSwitch版、スペシャル、喋るといった意味があるそうです
ストーリー
本作の舞台は「ロトゼタシア」という世界。
その世界にある小さな辺境の村「イシの村」に主人公の青年は暮らしていました。
この村には16歳になると成人の儀式を行うのですが、そこで主人公は自分がかつて世界を救った勇者の生まれ変わりでることを知ります。
そして主人公は、「勇者とは何か」「勇者の使命とは何か」を知るため故郷を旅立ち、大陸一の大国「デルカダール」を目指すことに。
デルカダールへたどり着き、王に謁見する主人公。
自分が勇者であることを主人公が告げると、王は勇者とは何者なのかを語り出します。
それは衝撃的なものでした。
なんと「勇者は悪魔の子である」と言うのです。
王の言葉に反応した兵士たちに投獄されてしまった主人公。
果たしてその運命やいかに・・・!?
これが本作のあらすじです。

もうあらすじからワクワクしちゃいますね!
「ドラクエ11S」の良かった点
私プレイしていて感じた本作の良かった点をまとめたので、1つずつお話ししていきます。
ストーリーが面白い
歴代ドラクエシリーズの中でも特にストーリーの完成度が高く、最後まで夢中になってプレイすることができました。
勇者(主人公)が魔王(ラスボス)を倒すという王道の物語ではあるものの、いい意味で期待を裏切られる展開が多く、先が気になるストーリー展開が終始続きます。

「この後はこうなるんだろうな〜」という予想がことごとく外れましたね。
予想できないストーリー展開と、「これぞまさにドラゴンクエスト!」な部分の融合は見事の一言。
事前知識がないほうが絶対に楽しめるので、これからプレイする予定の方はネタバレ等に気を付けてください。
できることなら、記憶を消してまたプレイしたいですね。
キャラクターが魅力的
ドラクエ11のキャラクターは、いずれもキャラが立っていて魅力に溢れています。
それは一緒に旅をするメインのキャラだけでなく、行く先々で出会う様々な人物たちも同様です。
ネタバレを避けるため、詳しくは書きませんが・・・。

次の街ではどんな出会いがあるのか、考えただけで本当にワクワクしました!
ドラクエに限った話ではありませんが、名作と呼ばれるゲームには必ずと言っていいほど魅力的なキャラがいます。
ゲームはプレイしたことがなくてもキャラは知ってる、なんて経験ありませんか?
本作が名作と言われているのは、このキャラクターの魅力という部分が非常に大きいと感じました。
ゲームバランスが絶妙
本作ではマップにナビゲーションが付いたり、仲間キャラが次に行うべきことを教えてくれます。
そのためRPGあるあるの「どこに向かえばいいのかわからない」という事態に陥いることがありません。

大人も子供も、RPGが得意な人も苦手な人も、プレイする全ての人が楽しめるような作りになっています!
これは本作のあらゆる面に言えることです。
キャラ同士の差がほとんどなく、使えない・使わない仲間が1人もいないこと。
多くのゲームに導入されている、難易度変更がないこと。
こういった部分がゲームバランスの良さが表れています。
音楽が良い
ドラクエをプレイするうえでBGMの存在は欠かせません。
かの「すぎやまこういち氏」が手がけた、まさに伝統とでも言うべき音楽。
素晴らしいのは相変わらずです。
それに加えて、これまでのシンセサイザー音源だけでなく、オーケストラ音源も追加されており、より臨場感のあるサウンドで冒険を楽しむことができます。

音源は設定でいつでも好きな方に切り替え可能です!
また、ドラクエ11では過去作のBGMも多く使われていて、懐かしさを感じられます。
「使い回しではないか?」という声もありますが、私としては「まさに集大成!」といった感じで良かったです。
この辺は評価が分かれるのかもしれませんね。
「ドラクエ11S」の気になった点
続いて気になった点。
気になったというよりも、要望のようなものですが一応お話ししておきます。
クリアまで多くの時間が必要
ドラクエ11は歴代のドラクエシリーズと比較してもボリュームが多く、クリアまでに相当な時間が必要になります。
私自身、裏ボスを撃破した時点(本作は裏ボスもストーリーの内)のプレイ時間は80時間を超えていました。

寄り道やレベル上げをそれなりにしていたのもありますが・・・
ゲームのためにこれだけの時間を捻出するのは意外と大変なんですよね。
ボリュームがボリュームなので、仕方のない部分ではあります。
一つのゲームを長く遊べると割り切って、気長にプレイするのが良いかもしれません。
難易度が低め
RPGが苦手な人も楽しめるということもあり、ゲーム自体の難易度は低めに設定されています。
昔のドラクエ作品をプレイしたことがある方であれば、少々物足りなく感じるのではないでしょうか。

誰でもエンディングを目指せる難易度を目指したそうです。
そんな本作ですが、「縛りプレイ」で難易度を調整することはできます。
縛りプレイというのは、公式が用意したやり込み要素のこと
買い物ができない、防具を装備できない、敵が強いなど、この他にも様々な縛りプレイが用意されています。
歯ごたえのある冒険を楽しみたい方は、この機能を活用してみてください。
まとめ:ドラクエ好きなら絶対にプレイすべき名作!
今回は「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S」、通称「ドラクエ11S」を紹介しました。
気になる点も挙げましたが本当に些細なもので、総合的には大満足のゲーム、というのが私の感想です。
ドラクエシリーズの最高傑作と評価する声があるのも理解できます。
ドラクエ好きなら間違いなく楽しめると思うので、少しでも気になっているのであればプレイしてみてください!
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました!