FP(ファイナンシャル・プランナー)という言葉、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
FPは税金や投資、不動産に相続など、お金と暮らしに関わる幅広い分野の知識を保有している、いわばお金の専門家のことです。
このように聞くと「FP資格の取得は難しいのではないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、きちんと対策を立てることさえできれば、独学でも十分合格可能です!
本記事の内容
- FPとは?
- 受験した理由
- 勉強方法と使用したテキスト
- 学習するメリット、大変だったこと
お金は私たちが生きていくうえで必ず必要なので、FPの勉強をして損をすることはありません。
仕事はもちろん、私生活でも役に立つ非常に優秀な資格なので、これを機に学習してみてはいかがでしょうか?
少しでも興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!
それでは紹介に入ります!
FPとは?
FPは「ファイナンシャル・プランナー」の略であり、冒頭でお話ししたように、お金の専門家になります。
人生には結婚やマイホームの購入、定年退職といった様々なターニングポイントをはじめ、旅行や子供の進学などの夢や目標のように、お金が必要となる場面が多々あります。
この必要なお金、準備すべきお金というのは具体的な計画を立てないと案外わかりにくいものです。
そんな時に頼りになるのがお金の専門家であるFP!
人生における資金計画を立てたり、お金に関する様々なアドバイスを行うことで、夢や目標の実現のサポートを行うのがFPの役割になります。
私がFPを受験した理由
私は以前、金融機関に勤めており、受験を決めたのはその頃でした。
FPはお金の専門家とお話ししたとおり、年金・金融・税金・不動産・相続など、お金に関する幅広い分野の知識を持っています。
いずれの分野も金融機関に勤めていれば必要となる知識なので、1つの資格でこれを網羅できるFPの資格に大変魅力を感じました!
FPの知識を習得すれば、今まで以上にお客様に寄り添った商品を提供できるのではないか?
このように考えるようになり、資格取得を目標とした勉強を始めることを決意しました!
FP試験対策で使用したテキストと勉強方法(独学)
FP試験は学科と実技の2つの試験に分かれており、受験料も約1万円と決して安くありません。
そのため、テキスト代と受験料以外に費用を掛けないようにするため、独学で合格を目指すことにしました。
当時は社会人2年目だったので、資金にもそこまで余裕がありませんでしたからね。。。
FP試験は決して簡単なものではありませんが、独学でも十分合格を狙えます!
ここからは実際に独学で「FP試験の3級・2級」に合格した私が使用したテキスト及び勉強方法を紹介していきます!
使用したテキスト
使用したテキストを級ごとに紹介します。
まずは3級です。
- みんなが欲しかった!FPの教科書3級
- みんなが欲しかった!FPの問題集3級
続いて2級。
- みんなが欲しかった!FPの教科書2級
- みんなが欲しかった!FPの問題集2級
- 2級FP技能士(学科)精選問題解説集
- 2級FP技能士(実技・個人資産相談業務)精選問題解説集
「みんなが欲しかった!」シリーズは3級及び2級の両方で使用しました。
色がついていて見やすく、重要箇所の説明もわかりやすいので初心者でもわかりやすいです。
FPの勉強が初めてという方には「みんなが欲しかった!」シリーズをおすすめします!
3級はこのシリーズだけで十分合格を目指せますが、2級の場合は問題のボリュームが少々物足りなかったです。
確実に合格したかった私は「FP技能士(学科)精選問題解説集」「FP技能士(実技・個人資産相談業務)精選問題解説集」の2冊を追加で購入し、過去問に取り組みました!
「みんなが欲しかった」シリーズだけでは不安という方は、こちらもチェックして見てください。
勉強方法①「みんなが欲しかった!FPの教科書」を2周する
まずは教科書を読み進めましょう。
2周程度が目安です。
1周目は目を通す程度で構いませんので、雰囲気を掴むことを意識しましょう。
2周目も基本的には1周目と同じ要領ですが、意味がわからない単語や言葉が出てきたらその都度調べながら取り組んでください!
勉強方法②「みんなが欲しかった!FPの問題集」に取り組む
ここからは問題集を周回します。
- 1周目→解説を見ながら取り組みます。
- 2周目→基本は自力で取り組み、どうしてもわからない問題は解説を見ながら解きます。
- 3周目以降→わからない問題が無くなるまで、ひたすら解き続けます。
勉強方法③過去問に取り組む(2級or問題集のボリュームが足りなかった場合)
2級を受験する場合又は問題集のボリュームが足りないと感じた方は、過去問に取り組むのをおすすめします。
過去問のテキストは自分が見やすいものを選んで構いません。
学科・実技ともに9割以上得点できるようになれば、本番でも落ち着いて対応できるはずです!
FPを学習するメリット
FP試験は出題範囲が広いので勉強が大変なうえ、受験料も安くはありません。
そんなFPですが「役に立つ資格なのか」「学習するメリットはあるのか」という疑問について、私の経験をもとにお話ししていきたいと思います!
お金に関する様々な知識を得ることができる
初めにお話ししたとおり、FPはお金の専門家です。
FPを勉強することは年金・金融・税金・保険・不動産・相続など、お金に関するあらゆる分野の知識を得ることに繋がります。
これらの知識は仕事だけでなく、私生活でも家計管理や資産運用、税金対策などで活用することができます!
家計の支出を減らしたり、自身のライフプランを設計したりもできますよ!
就職や転職の際に役立つ
FP資格を保有していれば、お金に関する知識がある人材であることをアピールできます!
金融や保険業界で評価される資格と思われがちですが、お金の知識は社会人であればどの業界でも関わってきますので、一定以上の評価を受けることができます。
私も金融とは全く関係のない業界に転職した際、面接でFP資格を保有していることを評価する言葉をかけていただけました!
スキルアップを考えている方の受験におすすめです!
FPを学習するうえで大変だったこと
私はFP3級・2級を受験し、なんとかともに一発合格することができましたが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。
ここからはFP試験の勉強で大変だったことを紹介していきます。
出題範囲が広い
FPはお金に関する様々な知識を持っていると何度か言ってきましたが、それはFP試験における学習範囲の広さを意味しています。
初めてテキストを手に取ったときは、その分厚さに圧倒され、覚えることの多さに驚きました。
合格レベルまで理解できるようになるのか不安になる方もいると思いますが、FPの問題は繰り返し取り組んでいると答えを理解できるようになってきます!
内容がよくわからなくでも、テレビや新聞などで見たり聞いたりしたことがある用語だったりするので、理解しやすいのだと思います。
覚えることは多いですが、内容は意外と理解しやすいので、根気強く勉強することが大切です!
まとめ:FPは独学で合格可能です!
FPの学習がおすすめな方
- お金に関する知識が欲しい方
- 就職・転職に有利な資格を取得したい方
- 金融・保険業界にお勤め、就職予定の方
皆さんもご存知のとおり、お金は私たちが生きていくうえでとても重要なものです。
FPで学ぶ内容は人生設計や資金計画を立てる際にも役立つので、少しでも興味がある方は受験してみることをおすすめします。
皆様の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!